伝統芸能 は難しい、敷居が高い。
そんな思い込みを、
常磐津が変えていきます。
邦楽を、常磐津を、
楽しく学ぶ、体験する。
一緒に常磐津しませんか?三味線の迫力や情感、日本語がもつ 繊細な感性や情緒を表現する語りと台詞で、さまざまな物語を表現します。 そんな常磐津や邦楽の世界を、楽器体験などを通して体験してみませんか?
常磐津って、何?
常磐津は、200年以上前の江戸で生まれ、江戸で育った三味線音楽です。三味線を演奏する三味線方と、太夫と呼ばれる浄瑠璃方(語り手)からなる邦楽で、演奏、語り、歌、台詞により、さまざまな物語を表現します。
和のストーリーテリング
都は平和だった。しかし突然、鬼が都に現れる。鬼と戦うために最強の武者が集まり、都の警固をはじめた。真夜中、武者が警護をしていると、綺麗な女と出会う。女は「あなたと夫婦になりたい」と言い武者を誘惑する。さてその女の正体とは…!!江戸っ子も興奮したスペクタクルサスペンス作品。
隅田川を進む船に三人の男が乗っていました。突然船は急停止。 すると、ひとりは泣き出し、ひとりは怒り始め、ひとりは爆笑しています。 江戸時代から愛される船の中の大混乱を描いたコメディー作品です。
常磐津あるある
楽屋あるある
少しでも食休みの時間を多くするため、太った方がいい声が出ると言われているよ!
あいびきという道具をつかうよ!
待機時間が長いから、みんなおしゃべりで仲良し
喉をまもるために、なるべく辛いものは食べないようにしているよ!
歌舞伎公演は3時間くらいトイレにいけないこともあるよ、だからトイレに2回いってさっぱりするよ!
三味線は爪で糸を押さえます、糸をしっかりとおさえるために爪磨きは欠かせません
学校のチャイムは三味線の糸の音に似ているよ!
三味線は水や汗がついたりするとすぐに壊れてしまいます、だからずっと指紋を拭き取る布で磨き続けます。そのついでにスマホも磨きます
体感ワークショップ
40代 小学校教諭
小学生のうちから伝統芸能に触れる機会を作ることができました。伝統芸能の約束事をわかりやすく的を絞って伝えてくださって、私たちも勉強になりましたこちらの要望にも応えていただける専門家の有り難みを感じました。本当にどうもありがとうございます!
30代 中学校教諭
思春期の生徒も多く不安を感じていましたが、生徒が積極的に参加していたのがとても嬉しかった。 生徒が自主的に出演者の方を門まで見送ったり、感想文をしっかりと書いていたので、よほど楽しかったのだろうと思う。 我々も前知識がなかったが、生徒と一緒に学べた。
50代 大学教授
いま「STEAM教育」が文部科学省でも取り上げられています。STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)のことです。Artとして、伝統芸能を学ぶことは、21世紀を牽引する人材育成のために重要なことだと考えます。
タイムテーブル例
10分 1曲目の演奏
20分 伝統芸能の説明
20分 実際に小道具で演奏、常磐津を体験
10分 曲の解説
15分 2曲目の演奏
15分 質問コーナー
落語などの伝統芸能との組み合わせもできますのでご相談ください。授業時間・構成などはフレキシブルに対応します。1日複数回の公演にも対応しています。
10分 1曲目の演奏
10分 伝統芸能の説明
15分 小道具で演奏する体験コーナー
10分 2曲目の演奏
落語などの伝統芸能との組み合わせもできますのでご相談ください。授業時間・構成などはフレキシブルに対応します。1日複数回の公演にも対応しています。
感染予防への取り組み
私たちは、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校で公演を行う際には、文部科学省、文化庁が提唱する新型コロナウイルス感染症対策を参考に以下の取り組みを行なっています。
演者全員が歌舞伎座に出演。歌舞伎座が指導する新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、日々感染予防に努めています。
演者全員が歌舞伎座に出演。歌舞伎座が指導する新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、日々感染予防に努めています。
伝統芸能は、
未来への入り口です。
古典芸能(伝統芸能)にふれるということは、日本古来より伝承されてきた豊かで繊細な表現能力に触れるということです。 グローバル化、デジタル化が加速する今だからこそ、子どもたちには伝統芸能(邦楽・常磐津)と出会い、その奥深さや楽しさを体験してほしいと思います。古来より根づく伝統文化を知り、体感することは、長い時間、蓄積されてきた文化の奥深さを再認識するだけでなく、将来へ目を向けるきっかけにもなるのではないでしょうか。また、伝統芸能との出会いの中に、未来を生きるためのヒントや新たな発見もきっとあるはずです。
歌舞伎座、国立劇場など、
全国の劇場で活動中。
常磐津和英太夫 ときわづ わえいだゆう
伝統音楽を通して、会話したり共感し合ったり。
伝統音楽の良さは、おじいさんやおばあさん、もっと言えばご先祖さまと同じ音楽が楽しめるということです。例えば、ご先祖さまはこの音楽を聴いてどう感じたんだろう?どう思ったのだろう?と伝統音楽を通して会話したり共感し合ったりできることです。また、伝統音楽だからと言って、ずっと昔のままではありません。新しいことにもどんどんチャレンジしています。私たちの常磐津をきっかけに、子どもたちに伝統音楽にふれてほしい。しかも、勉強としてではなく遊びのように自由に楽しんでほしいと思います。
昭和39年、東京都生まれ。平成28年より歌舞伎タテ語り。演奏業と並行し歌舞伎研究家、伝統芸能作家、伝統芸能普及プロデューサーにも従事。
常磐津千寿太夫 ときわづ ちずたゆう
誰もが楽しめる音楽。それが常磐津です。
江戸時代から続いている常磐津ですが、まだ見たことがない、聴いたことがないという人がたくさんいると思います。古典芸能は特別な人がやったり見たりする特別なものではありません。誰もが楽しめるものだし、その楽しみ方も小学生なら小学生なりの、大人なら大人なりの楽しみ方があります。
そして、もし三味線や常磐津に興味をもってもらえたらうれしいですね。伝統芸能を次の世代につなぐのは今の若いみなさんです。
昭和56年、東京都生まれ。歌舞伎興行や日本舞踊、舞台やテレビ、ラジオなど多数出演。祖父は昭和の大名人 常磐津千東勢太夫(ちとせだゆう)。
常磐津佐知太夫 ときわづ さちたゆう
感じるままに楽しむ。それでいいと思います。
一生楽しめる。それが、伝統芸能の良さのひとつです。今、常磐津の魅力を少しでも感じられたら、70歳になっても、80歳になっても楽しめます。
また、常磐津を楽しむのに勉強は必要ありません。子どもたちには、三味線の迫力ある音色や歌声を全身で受け止めてほしい。頭で考えたり、耳で聴こうとするのではなく、全身で感じるままに楽しんでほしい。わたしたちも子どもたちに全身でぶつかっていきます!
平成3年、東京都生まれ。24歳で常磐津一佐太夫(かずさだゆう)に入門。「重藤 暁」(しげふじぎょう)の名前で、TBSラジオに毎週出演中。
常磐津菊与志郎 ときわづ きくよしろう
古典芸能は敷居が高いと思っていませんか?
子供の頃にはピアノを習っていて、中学・高校は吹奏楽部でした。ずっと音楽が好きで、楽器が好きでした。三味線をはじめたのは大学に入ってから。そして三味線という楽器が大好きになって、気づいたらプロの三味線弾きになっていました(笑)。
古典芸能や三味線は敷居が高いイメージがあると思いますが、子どもたちには実際に楽器で音を出したり、声を出したりしてほしいと思っています。そうすれば古典芸能も、より身近に感じてもらえるはずです。
昭和46年、埼玉県生まれ。常磐津菊志郎に師事。歌舞伎公演や日本舞踊公演を中心に活躍中。テレビ、ラジオ等にも出演。平成25年度、清栄会奨励賞を受賞。
岸澤満佐志 きしざわ まさし
子どもたちには気軽な気持ちで楽しんでほしい。
5歳くらいから三味線のお稽古をはじめましたが、12歳くらいで一度お稽古をやめました。友だちがみんな遊んでいるのに僕だけ週に3回も稽古をしなくちゃいけないのがつらくて。中学と高校時代はまったく三味線の世界から離れ、ヒップホップのDJやラッパーに憧れていました(笑)。そして19歳の頃、いろいろな音楽にふれる中で、改めて常磐津や三味線のおもしろさに気づかされました。
常磐津は今流行りの鬼と戦う漫画のストーリーを三味線音楽や歌で盛り上げるという感じです。ですから、子どもたちには気軽な気持ちで楽しんでほしいと思います。
昭和63年、神奈川県生まれ。岸澤満佐子に師事。東京を中心に歌舞伎公演、日本舞踊公演、演奏公演に出演。地元横浜にて稽古場を開設中。
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常磐津佐知太夫・事務所